私は大学卒業後→東京23区(特別区)の役所に勤めていました。
現在はフリーランスとしてブログ運営等をやっています。
元特別区職員の私が特別区管理職試験のおすすめ参考書についてお伝えしていきます。
特別区管理職試験とは
特別区管理職試験は課長級以上に昇進するために必要な23区合同の試験になります。
受験資格はさまざまであり一般的には主任級以上の職で一定期間働いた人が受験することが可能になります。
評価方法は【筆記考査】【勤務評定】【口頭試問】となります。
【筆記考査】
筆記考査
【択一】
地方自治法・地方公務員法 20問(五股択一式)
事務系の場合
20問(五股択一式)
【記述式問題】
2時間 1問
白書、新聞記事等の与えられた資料を読み、設定に基づき回答する方式
課題対応能力、課題解決能力等を評定します。
【論文式問題】
2時間 2題の中から1題選択
表現力、論理性、問題意識等について、事務・技術系それぞれ課題式により評定
各分野の対策と参考書
【地方自治法】【地方公務員法】
・ハンドブックを徹底的に読み込む。
・主任試験と違い細かい分野まで出題されるので参考書を徹底的に解いて頭に叩き込ませる。できれば2冊以上それぞれ3周回すと好ましい。
地方自治法と地方公務員法のおすすめ参考書はこれです。
地方自治法でいうとここの表にあるのが定番ですね!!
商品名 | 出版社 | 値段 |
地方自治法101問 | 学陽書房 | ¥2,052 |
地方自治法250問 | 学陽書房 | ¥2,640 |
地方自治法基本問題集500問 | 公人の友社 | ¥3,672 |
地方自治法実戦150題 | 都政新報社 | ¥2,200 |
昇任試験精選問題集 | 公職研 | ¥2,420 |
ただ特別区管理職試験の場合は都政新報社の【地方自治法150問】一択です。
というのもこの問題集は東京都管理職試験・東京都主任試験・特別区管理職試験の問題を実際に使用しているからです。
主任試験では最終的に好みによって学陽書房の地方自治法101問を使うケースもあると思いますが管理職試験なら都政新報社の【地方自治法150問】でしょう。
ページ開いた感じはこんな感じです↓↓

次に行政法ですね。
事務職だと行政法も出題されるのできちんと勉強しておく必要があります。
これに関しては出ている本が少ないので、地方公務員昇任試験問題研究会の行政法101問がおすすめです。
万全を期すなら特別区管理職の過去問を一通り解いておくのもおすすめですね
さて次は論文です。
管理職試験の論文の比重はかなり高く丁寧に勉強する必要があります。
記述式と論述式それぞれ1題ずつ書く必要があるので、参考書を数冊買ってまずは知識や書き方をインプットしましょう。
それができたらあとはひたすらアウトプットで実際に書きまくるしかないです。
おすすめの参考書はこちら↓↓
150問でおなじみの都政新報社が出している合格論文の書き方とポイント
採点者はココを見る!合格論文の鉄則 (著)地方公務員昇任試験問題研究会
最後に
いかがだったでしょうか。
少しは参考になりましたでしょうか。
日々、仕事をしているかなで、子育てだったりプライベートでもかなり忙しく勉強の時間をとるのがやっとかもしれません。
効率良く勉強するには、しっかり参考書を買い、熟読し、ひたすらアウトプットというのが一番の近道だと思っています。(管理職試験にかぎらず)
ここまで読んでいただいた皆さまが合格することを願っています。